24時間テレビも終わり、夏の終わりが近くなってくると、次の話題は年末年始にだんだんとシフトしてきます。

葬祭関連で年末年始に向けて忘れてはいけない、けど、忘れがちなのが『喪中はがき』です。

そもそも喪中ハガキはなぜ出すのか?

簡単に説明すると、「身内に不幸があったため、年賀状を出せない、年賀の挨拶が出来ません」ということをお知らせするためのハガキです。正確には『年賀欠礼状』というようです。

なぜ、“年賀状をだせない、年賀の挨拶ができない”のでしょうか?

これは神道の考えから来ています。仏教は関係ありません。

(年賀の挨拶等は、そもそも仏事ではなく神事です。初詣に神社に行くことを考えてみてください。)

神道では、人の死は穢れ(けがれ)を伴います。故人のみならず、その死に触れた家族も喪中の内は、その穢れを受けていると考えます。そのため、その穢れを移さないように他者との関わりを避けましょう、というのが喪中の考え方です。

なので、喪中のうちは年賀の挨拶を行うことが出来ません。その旨を伝えるためのツールが喪中ハガキです。

しかし、その考えでいくと、年賀ハガキをもらう分には問題ないのでしょうか?

もらう分には問題ありません。

喪中ハガキの意味は、「頂いてもお返しできないので、遠慮させていただきます」という意味です。

喪中はがきを出す時期は?

喪中ハガキは、相手方が年賀状を準備する前に出さなくてはなりません。

12月初旬より準備を始め、中旬には投函する方が多いので、それ以前に届くように準備して投函しましょう。

喪中ハガキは誰が出す?

喪中ハガキを出す対象となるのは、2親等以内の親族が亡くなった方になります。

しかし、これは基本的なルールとなります。確定的な決まりがあるわけではありません。

『同居していたから』などの理由で、2親等以上の方が出しても問題はありませんし、『内縁関係にある同居人』が他界した際に喪中ハガキを出しても構いません。

2親等とは?

1親等:夫・妻・両親・子供

2親等:兄弟・姉妹・祖父母・孫

これらに該当する方がなくなった場合、または故人から見てこれらに該当する方が2親等になります。

喪中ハガキはいつからはじまったのか?

ここからは余談になりますが、喪中ハガキはいつから出すようになったのか?

元々は明治時代初頭に、天皇家が大喪の際に、官吏が出していたのが始まりです。それが徐々に個人にも浸透してきました。

しかしながら、浸透といっても、非常にゆっくりとしたペースでの浸透です。そもそも、個人が年賀状を今のように出すようになったのは、昭和に入ってから。郵便局から「お年玉付き年賀はがき」が発売されて、爆発的に広がり、今のように出すのが当然という状態になりました。

まとめ

年賀状を出す時期は?:11月中

年賀状を出すのは?:2親等内の親族がなくなった場合

以上の2点を覚えておけば、マナーとしては問題ありません。

次回は、喪中ハガキの書き方を調べてみます。